無理なダイエットはもうおしまい!

ダイエット、無茶食い、過食、食べる事に悩みを抱える方のためのブログ

過食状態の乖離から戻ってくるために

最近、気になる言葉に「乖離」(かいり)があります。

 

過食をしている時

食べている真っ最中は、

目の前のことにも

自分の思考や感情にもどこにも意識がなく

ただ食べている状態になっていることがあります。

 

どこかで、自分自身が「乖離」しているということはわかるのですが

自分自身が戻ってくるときは

もうどうしようもなく食べ終わり

自己嫌悪という状態で戻ってきている場合が多いのではないのでしょうか。

 

ココニワタシハイナイ状態

 

そこまでして何をしようとしているのか

 

過去どこかでそうせざるを得ない環境があり

そうすることでしか自分を守れなかった経験が

 

ある時から癖になってしまった

 

ただそうなってしまった、そう考えられます。

 

そして実はこれは厳しい書き方になるのですが

 

別の側面として

どうしようもなく自分を傷つけることで

得られる幸福感に酔ってしまうという状況でもあります

 

自分を嫌悪することが

実は原動力になっていたり

行動力になっていたり

えもいわれぬ幸福感であったり

何かしらのメリットがあるから、そのクセをやめられないとも言えます。

 

(私の場合は

自己嫌悪した後の方が子どもに表面的に優しくできたということがありました。)

 

 

では乖離からどう自分を戻してくるのか?

 

その方法は、苦しいですが簡単です

 

とにかく「観察する」ことです

 

どんな誹謗中傷が自分の中に現れても観察する

どうしようもなく食べている時に

嫌になるような言葉が出ててきても観察する

 

この感情は今どこで「感じて」いるのか

この思考は私に何をさせようとしているのか

この言葉の先には何があるのか

頭でぐるぐるになってしまっていることを

とにかく「観察する」

 

ごちゃごちゃになって苦しんでいる自分と

それを責め立てようとする自分と

なんとか収めようと躍起になる自分と

そして乖離する自分さえも

 

それらをひっくるめて「観察する」

 

乖離する痛みさえもしっかりと感じ切ることとも言えます

 

 

もしもあなたがその過食状態であったとして「観察」ができたとして

 

その先に見えてくるものは

私には何かはわかりません

 

けれど少なからず

「観察する」ことができ始めることにより

確実にココロとカラダがつながりを持ち始めていきます。